細々と投資をしています。
これまでの投資経歴としては、現物株⇒仮想通貨⇒FXと手を出してきて、大ヤケドを負いました。
今は現物株と投信に絞って運用しています。
はじめて現物株にトライ
元手は10万円くらい。
2015年頃、松井証券にネット口座を開設して、現物株の売買を始めました。
リーマンショックの影響も落ち着いてきていて、そんなにリスクもない相場でした。
短期トレードで、数千円~1万円くらいの利益を出していました。
追加投資もしたので、最終的に元手35万円が60万円くらいにはなりました。
そこそこうまくいっていましたが、もっといけるんじゃないかと、
他の投資にも興味がわいてきました。
仮想通貨で大やけど
ビットコインが大きな話題となっていた2018年初頭、仮想通貨の売買に手を出しました。
30万円をBinanceに移し、取引を始めました。
しかし、買えば買うほどなぜか値下がりします。
塩漬け状態になったところに、2019年初頭の大暴落。
XEMの流出で仮想通貨市場への信用が大きく低下し、仮想通貨全体の価値が下がってしまったのでした。
しかし、ここでやめておけばいいものの、暴落したので戻りに期待して買い増ししてしまいました。
まったく下げ止まらず、最終的に含み資産が11万円になってしまったので、
全通貨を泣く泣く損切りし、仮想通貨市場から撤退しました。。
FXでさらに大やけど
仮想通貨はくわばらくわばら・・と言いながら次に手を出したのはFX。
GMOクリック証券にFX口座を開設し、残っている11万円を移動しました。
FXの知識は「インベスターZ」を読破した程度でした。
チャートを見ながら安いところで買って、上がったらポチっと売却するとすぐに利益が出てましたが、
さすがにそこまで甘いとは思っていません。
手始めに最もメジャーな米ドル(USD/JPY)を10000通貨単位購入。
一晩寝て起きると・・
8000円値下がりしてました。
理由は大統領が何かいらんことを言ったとかだったと思いますが、めちゃくちゃびっくりしました。
仮想通貨を塩漬けにして痛い目を見た直後だったので、これは思い切って損切りしなくては!と思い、
すぐに売りました。
しかし、その後数時間でマイナス2000円くらいまで回復。
初日にして手痛い洗礼を受けたのでした。
しかし、ここから待てば戻るということを学びました。
当時米ドルは110円前後で、手持ちの資金では買えなくなってしまったため、
85円前後の豪ドル(AUD/JPY)で勝負することにしました。
少しくらい相場が動いても我慢すれば戻るということを何度か経験し、
それなりに手ごたえを感じてきました。
気をよくして、伸び悩んでいた現物株を売却し、FX口座に投入しました。
仮想通貨の損を取り返し、含み資産は70万を超えようとしていた頃、
トランプ大統領がえらいことを言い始めました。
対中貿易対策です。
投資家がいっせいに引き潮となり、豪ドルも例外なく影響を受け、
爆下げしました。
売りタイミングを逃し、またも塩漬け状態に。
戻る気配も何度かありましたが、持ちこたえられず、どんどん下がっていきます。
そして初めて「追証」を経験しました。
FXは少ない資金でもレバレッジを利かせて利益を出す、という仕組みですが、
含み資産が一定額を下回ると、保証金(証拠金)が足りないということで、
口座に資金を追加しなければいけません。
証拠金がないと一切取引はできなくなり、再度上がっても売却もできなくなります。
仕方なく5万円を追加投入。
しかし、その後もズルズルと下がっていき、2度目の追証5万円。
ここで別途残しておいた虎の子の貯金が尽きました。
まだ副業もしていなかったので、収入は月1万円の小遣いのみ。
含み資産は20万円になってしまい、これ以上FXで利益を出す自信を失い、市場から撤退しました。。
もう投資はやめておこうと本気で思いました。
コロナショックのときは、幸い何もしていなかったので被害を免れました。
楽天ポイント投資との出会い
楽天ポイントで株や投信商品が買えることを知りました。
支払いはほぼすべて楽天カードなので、ポイントは結構たまっており、
たまにマクドナルドをタダで食べたりしていました。
元手はタダみたいなものだし、「楽天日本株4.3倍ブル」を一度買ってみたところ、
コロナ後の回復基調に乗ったのか、数日で30%くらい+になりました。
毎月5,6000円くらいはポイントがたまるので、追加で買い増ししていっています。
ポイントは投信に充てることに決めました。
米国株のインデックスファンドにも分散投資を始めましたが、
まだこちらはそれほど利益が出ていません。
日本株はうまく上昇トレンドに乗れたのかなと思っています。
積み立てNISA
NISAを調べていると、どうも株を買うよりも積み立てのほうが有利だということで、
積み立てNISAを始めました。
これまではほぼギャンブルのような投資をしてきて痛い目を見たので、
長期的に利益が出て堅実な投資に興味が出てきたというところです。
何の運用もしていなかった、毎月の貯金枠をNISAに充てることにしました。
現物株投資の再開
副業を始めたのと、コロナ給付金10万円で少し余裕が出てきました。
投信は堅実ですが、大きく利益を出すことは難しいため、
もう一度株をちゃんと勉強してやってみよう、と思い立ちました。
コロナショックで割安になっている株の情報を集め、少しずつ売買を繰り返しています。
今度は中長期で保有することを前提とし、短期での値上がりに期待せずに冷静に銘柄選定しています。
まとめ
失敗の要因は、
・短期で儲けようとしてしまった。
・ちゃんと勉強していなかった。
これに尽きると思います。
短期で儲けようとするがために、急落した銘柄・通貨に買いエントリーし、
反発に期待していたらそのまま下がり続けてしまった、とか、
少し利益が出ただけで売ってしまい、その後の上がり余地を見逃した、とかになっていたと思います。
基本的な勉強も不足しており、マンガやネットの断片的な知識で、根拠なく売買していました。
きちんと裏付けのある決め方を、今後は心がけていこうと思います。
投信は固い、信用取引はこわい、株は企業の成長に投資するもの、という当たり前のことを
長い時間と大きな損失によって実感した、というお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
誤解のないように言っておくと、「インベスターZ」は投資の基本的な仕組みを知るにはとても良い本です!
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