10倍株とは、株価が将来10倍になる株のことです。
「テンバガー」とも言います。
今回、良書に出会えたので、10倍株の見極め方を整理してみます。
10倍株の条件は、成長しており、かつ若い会社であること。
それを業績の数値で計ることができるとのことでした。
上場5年以内
10倍まで成長するには、若い会社で成長の余地が大きくないといけません。
すでにある程度成長してしまっていると、10倍という数字が現実味を失います。
たとえば、株式時価総額が1位不動のトヨタ自動車は断トツで22兆円ですが、
100位の企業が1兆円くらいです。
ということは、テンバガー狙いとしては、少なくとも現在の時価総額が
1000億円くらいの企業が上限ということになってきます。
100倍も視野に入れるとなると、現状100億円くらいの企業で、
しかも成長余地のある若い企業ということになります。
老舗企業で現状100億円の場合は、これ以上の成長が見込みづらいという判断となります。
増収率が20%以上
前年度と比較して、売上高が20%以上増加している企業であれば勢いがある、という見方です。
できれば4年連続増収が望ましいようです。
かなり限られてきそうです。
営業利益率が10%以上
営業利益÷売上高のパーセンテージが10%以上であることが望ましいとのことでした。
売上のうち、利益の割合が大きいほうが増収率も上がるということです。
増収率だけだと、売上高だけを基準としてしまうので、
きちんと利益が出ているか、も確認する必要があるということだと思います。
これだけの条件を満たす企業は大分絞られてきそうです。
ただ、上記の条件はよくあるスクリーニング機能では絞り込めないんですよね。
なので、独自のプログラムを組んで抽出してみたいと思います。
結果はこのブログで発表しますので、お楽しみに!
今回読んだ本はこちらです。
【会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方】
著者の方は、あの分厚い会社四季報の全ページ読破をされているとのこと。
確かに読み方がわかればとても面白そうではありました。
さすがに時間がとれないですが・・
投資をざっくり理解するにはマンガもお勧め。
ドラゴン桜の作者です。
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